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執筆者の写真manma naturals

できるだけ!プラスチック削減(後編)

>>前編からの続き


技術上、食品保存のための袋は100%バイオプラスチック製というわけにはいかないのですが、それでも通常のプラスチックバックに比べると環境性は優秀!「石油使用量」や「マイクロプラスチック」、「CO2排出量」の削減に貢献できています。確かにコストは2倍かかってしまうのですが、これも私たちのサステイナブルな暮らしのためのコストだと考えれば安いものだと思うようにしています。


これを思うと多くのメーカーが、需要の低さを理由にバイオプラスチックの製造から撤退したのは残念でなりません。事業者や消費者がバイオプラスチック製の袋を選ぶことで需要が増えれば、コストはもっと下がるはずだし、開発に資金がまわれば、100%のバイオプラスチック製も実現するかもしれません。


大げさかもしれませんが、私たちが何を選び何を買うかが世の中を変え、地球の未来をも変えていくと私は考えています。まさに「買い物は未来への投票」なのです。


そしてもう一つ気づいたのは、プラスチックのありがたさ。「プラスチック=悪」ではなく、プラスチックは他のものに変えがたいとても便利な素材です。実際私たちの身の回りを見わたしてみても、プラスチック以外のものには変えられない生活必需品的なアイテムがたくさんあるのではないでしょうか?


プラスチックを完全否定するのではなく「ムダに使わない」「使う時は最後まで使い切る」ことが大切だと思います。


余りにもストイックな活動は続かないもの。「できるだけ」の心がけで、無理せず明るい未来が実現できるといいですよね。



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