みなさん、お元気ですか?
新型コロナウィルスの影響で、暮らしがずいぶん変わったという方も多いのでは?
自由な外出もままならないなかで「気分がどんより」「将来が不安」「こんな時こそ誰かと話してすっきりしたい」といった声をよく聞きます。
そんなモヤモヤを感じる時にぜひ試していただきたいのが、落書き気分で簡単にできる、手軽なセルフセラピーです。
さっそく、その方法と効果をご紹介しましょう。
簡単!「楽書きセラピー」の手順
まずは紙とペンを用意。紙は落書き帳など罫線がなく、のびのび自由に書けるものがオススメです。
その時々に頭に浮かんでくることを書いていきましょう。文字の間違いや字の汚さなんかは一切気にせずに、どんどん書いていくのがコツ。
無心で書くうちに潜在意識の中にある想いや考えがどんどん引き出されていきます。
頭のなかや気持ちがスッキリしてきたら終了!(目安は10分程度ですが、それより短くても長くてもOKです)
書いた後の紙はゴミ箱へ!頭の中のモヤモヤも一緒に捨ててしまいましょう。
書き方は自由ですが、例えば気持ちがザワついているなら
「何だか最近スッキリしないな」
などその時の気持をそのまま文字にしていきましょう。
もし書くことが見当たらなければ
「おはよう、私」
「今日はどんな気分?」から書き始めてみるのも良さそうです。
いつすればいい?
思い立った時に始めるのもいいし、朝起き抜けのタイミングで行うのも効果があります。まだ理性を司る左脳が起き切っていない時は、感情や感性を司る右脳が優勢なので、理性や理屈に邪魔されずに、素直な気持ちを書きだしていくことができますよ。また寝つきが悪いという方は、寝る前に書くのもオススメです。
セルフセラピーの効果
【心が晴れる】
頭の中にある悩みやモヤモヤを紙に書きだすことで、気持ちがすっきりします。さらに文字にすることで現状を客観視できて気持ちが整理され、解決方法が見えることも。自分に向き合い、頭や心のなかを見つめなおす瞑想のような効果があります。
【愚痴が少なくなる】
紙に気持ちをぶつけることで、人に愚痴をこぼさずにすむのも、このセラピーの魅力。友達同士愚痴を言い合ったり、アドバイスをし合ったりするのはときには必要ですが、あまりにも愚痴が一方的だったり長時間になったりすると、相手にも負担になってしまいます。紙が相手なら、どれだけ愚痴をぶつけても大丈夫!思う存分書きだして、心をスッキリさせましょう。
【寝つきが良くなる】
夜、頭がさえてなかなか眠れないという人は、就寝前に書くのもオススメです。部屋の明かりは落として心地よい暗さにし、布団にもぐりこんだら、気がかりなことを書きだしていく。暗くて文字がちゃんと書けていなくても大丈夫。悩みやイヤな感情を解き放っていくうちに心が落ち着いてくるはずです。頭の中がすっきりしてよく眠れ、翌朝は心身ともに気持ちよく目覚められます。
【自分のことがよくわかる】
このセルフセラピーは、その時々の自分と正直に向き合うので、自分がどんなことで喜び、悲しむのか、また本当に望んでいるものは何かなどが見えてくるようになり、続けていくうちに自然と自分を深く理解できるようになります。
私自身、このセラピーをかれこれ20年以上続けています。何か迷うことがある時や、落ち込んだときなどに書き出すことで、気づいていなかったことが浮き彫りになり、人生の指針が見えてくることもよくありました。
みなさんも暇を見つけては独り言を書き出してみてください。
こんな時だからこそ、楽書きセラピーで心も晴れやかに!
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