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執筆者の写真manma naturals

パーマネントな愛を

「二人の愛は永遠」、みんなそう信じて結婚するはずです。ですが、いつしか二人の愛はすり減り、3組に1組のカップルが離婚するのが現実だとか。


マンマのスタッフは全員女性で既婚者ということもあり、「幸せな結婚って?」「パートナーシップって何?」とみんなで話し合うこともしばしば。そんな時はいつも、世界を旅して出会った、2人の素敵な女性を思い出すのです。


1人目はオーストラリアの女性。フルタイムで社会福祉の仕事をしていて、エンジニアの旦那さんは、仕事は週に3日のみ。その分、家事・育児は彼がメインで担当しています。ですがこうなる以前は、彼女が一切の育児と家事を引き受けて、一方男性は仕事だけで家事や育児には全く関与しない。そんな生活が続くうち、彼女はパートナーへの信頼や愛情を感じられなくなり、離婚問題にまで発展しました。

そこでようやく二人で話し合い、現在のライフスタイルが生まれたのだそうです。お互いがやりたいことをしながらも、二人で協力して生活を回している、そんな生き方を二人はとても気に入っていて、今ではラブラブな2人と3人の娘が幸せに暮らす、笑いの絶えない家族になったのです。


2人目もオーストラリアに住むスーという女性で、パーマカルチャーの創始者デイビッド・ホルムグレンのパートナーです。スーは執筆活動に打ち込む彼のために、仕事のサポートをし、さらには農作業や家畜の世話もして二人の生き方そのものであるパーマカルチャーの農園を支えています。そのうえ家事も担当するなどいわば裏方役。

でも二人は主従関係で成り立っているわけではありません。デイビッドは自分を支え、畑で力仕事をこなし、農園の作物で保存食をつくる名人の彼女を尊敬し、とても大切にしているのです。スーも世界で活躍するデイビッドを尊敬していて、敷地の端っこにとめたキャンプカーを寝室にしている2人はまるでティーンネイジャーのようでした。


ずいぶんタイプの違うカップルですが、どちらの女性にも言えることは「女性だから家事をしなければいけない」や逆に「女性も社会に出なければならない」といった概念にとらわれず、好きな生き方をみつけ、輝いていることです。そして男性から一方的に守られるのではなく、お互いを人として、仲間として助け合いながら生きていて、そこには男性も女性も関係ない、平等な友情が息づいています

そんな彼女たちの生き方に、いつまでもすり減ることのないパートナーとの愛と、女性が幸せに生きるためのヒントがあるように思います。



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