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執筆者の写真manma naturals

世界の「女の子だから」を変える1,000円


先日、友人が外出先でオランウータン保護の寄付につながるバッグをみつけ、動物や地球環境に役立つならと、12,000円もするプラスチック製のバッグを購入しました。

彼女の想いに敬意をこめて「プラン・インターナショナルへの寄付1年分の金額だね」と伝えると、「1年間の寄付ってどういうこと?」との返答が。継続的な寄付については知らなかったらしく、月1000円からクレジットカードで簡単に寄付できることや、差別や虐待などにさらされている女の子の助けになることなどを説明すると、すぐにスマホを取り出して月々1,000円で継続する寄付に申し込んでいました。つい今しがた、オランウータンの保護に寄付をしたところなのに。彼女のGiveの精神にはいつも驚かされます。


寄付といえば、災害時の支援などに単発で行うものがよく知られていますが、月々払いや年払いなどで継続的に行うものもあります。どちらも意義のあることですが、マンマナチュラルズでは、継続性のある支援を重視しているので、プラン・インターナショナルをはじめ、グリーンピース、国連WFP、アムネスティジャパンなどへの寄付を続けてきました。


今回はそのなかの一つ、マンマナチュラルズが最も支援に力をいれている国際NGOプラン・インターナショナルについてご紹介します。

◆女の子を救う国際NGOプラン・インターナショナル


女の子だから、10代で結婚させられる。

女の子だから、学校に行かせてもらえない。

女の子だから、生まれてさえこられないこともある。

女の子だから、泣きたいときに泣くことも、

笑いたいときに笑うことも、怒りたいときに怒ることもできない。

国際NGOプラン・インターナショナルのサイトではこんな言葉が紹介されています。そして、「女の子だから、の後に続く言葉は、私たちの力で変えることができる」とも。


同団体では、差別を受けやすく支援からも取り残されがちな女の子へスポットを当て、彼女たちを虐待や性暴力から守り、自立して生きていくためのサポートを行っています。


こうした想いに共感し、マンマナチュラルズではプラン・インターナショナルが運営する2つの活動に寄付を続けてきました。


その一つが8年前から寄付を続けている「ガールズ・プロジェクト」です。月々1,000円の寄付金は、「女の子だから」という理由だけで教育が受けられない子どもたちの支援や、性差別撲滅への啓発、また女の子たちが健全に暮らすためのサポートに使われています。このプロジェクトでは「早すぎる結婚」「人身売買」「女性器切除」といった、より深刻な問題の解決にも取り組んでいます。


もう一つの「プラン・スポンサーシップ」は、長期的に一人の女の子と彼女が暮らす地域をサポートするプロジェクトです。5年前から始め、エジプトの農村に暮らすヤスミンという当初9歳の女の子を支援対象に選びました。アフリカ圏でありイスラム教の国であるエジプトでは、女性差別や性暴力が酷いと感じていたからです。月々3,000円の寄付金は、地域支援やヤスミンへの教育費、支援部員の個別訪問などに使われます。


現在家庭の事情で学校に行けなくなった14歳のヤスミンですが、先日届いた手紙には「プランの学習プログラムでアートや子供の権利について学べて嬉しい」「遠い日本から見守ってもらえて、安心して暮らせている」と感謝の気持ちがつづられていて、こちらも嬉しくなりました。


これからもマンマナチュラルズでは寄付を続け、ヤスミンやこの地域の課題解決を、そして世界中の全ての女の子が幸せな人生へ踏み出せるよう、見守っていきたいと思います。


もし支援に興味を持たれたら、下記サイトから簡単に寄付ができますので、ぜひご覧くださいね。

◆国際NGOプラン・インターナショナル

サイトでは苦境に立つ女の子たちの現状や、詳しい活動内容もご紹介しています。



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